『熱中症』
2023/07/22
本日のテーマは熱中症!熱中症のことや対策について調べてみました!
まず始めに熱中症の代表的な症状についてですが初期症状として、めまい(目眩、眩暈)や立ちくらみ、一時的な失神があります。熱失神とも呼ばれ、炎天下や暑い室内での長時間労働やスポーツなどにより体内に熱がこもり、脳への血流が減ることと、脳そのものの温度が上昇することで引き起こされます。
熱中症の初期症状であるめまいや一時的な失神が引き起こされる仕組みは暑さで体温が上昇すると、体にこもった熱を外に逃がして体温を下げようと、皮ふの血管が広がります。すると全身を流れる血液の量が減り、血圧が下がり、脳への血流が減少します。こうした血流や血圧の変化が生じることで、顔面から血の気が失せ、めまいや立ちくらみ、一時的な失神といった熱失神の症状へとつながります。
呼吸の回数も増え、脈は速く弱くなり、唇のしびれなども見受けられます。
めまいや失神だけが起こることは少なく、全身の倦怠感(だるさ)や吐き気・嘔吐、頭痛などを伴うこともあります。熱失神では、脳への血流が損なわれるために、一時的に気を失い、突然バタンと倒れるようなケースがよく見られます。
熱中症の初期症状であるめまいや立ちくらみなどの基本的な対処法として、まずは、意識がはっきりしているかを確認。意識が朦朧としているようであれば、迷わず医療機関へ行くこと、また意識がはっきりしている場合は以下の対処法を行うことをお勧めします。
≪意識はっきりしている場合の対処法≫
①安全で涼しいところへ移動させる
・このときに自分の足で歩ける状態でもめまいや立ちくらみ、一時的な失神によるふらつき・転倒に注意し、頭を打つなどの2次被害を防ぐために両側から2人で支えることが大切。
②横になって休ませる
・足を10cm程度高くすることで、心臓への血流がよくなって血圧が上がり、脳への血流を改善させる効果に期待。
③保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻いて、体を冷やしましょう
・体表近くを走る静脈(太い血管)の通る首筋やわきの下などを冷やすのが効果的。
④水分補給を行いましょう
・スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えたもの)などを飲んでもらい、体内から失われた水分・
塩分を補います。自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、医療機関を受診する。
今回は熱中症の症状や対策について調べてみましたがこれから夏本番になり、ますます暑さが増してくると思います。子供達も夏休みに入り夏場の長時間の屋外遊びや熱のこもる室内での活動ではこまめに休息と水分補給を行い熱中症の予防を心がけてほしいと思います。また夏ならではの野菜は火照った体を冷やしてくれる効果も期待できます。冷たいのみものばかり摂るのではなく、自然の野菜で体温を調整したいですね。
本当に暑い日が続いていますので皆さんもできる限りの対策をして元気に夏を乗り切りましょう!!
それでは次回をお楽しみに!!!
『今回の早口言葉』
言葉遊び・・・早口言葉に挑戦!
第5弾:夏の生夏豆(なつのなまなつまめ)
皆さんも挑戦してみてください(^^♪
『継続は力なり』
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