『マットの練習方法・コツ:側転』
2023/12/16
今回のテーマはマット運動の側転です!
側転はマット運動の基本的な技の1つです!きれいに回転出来ると格好いいですね!皆さんも美しい側転を目指して頑張りましょう!
【基本の姿勢:スタートの形】
側転の基本の姿勢は、以下のとおりです。
・マットの上に立ち、両足を肩幅(前後)に開きます。【利き足を前側にする】
・両手は、両耳の真横に伸ばします。【腕をしっかり伸ばす】
・目線は、前方を見ます。【手を着く場所:少し遠くを見る意識】
【練習方法】
側転の練習は、以下のステップで行うことができます。
☆ステップ1:足上げジャンプ
両手をマットに着き、両足を同時に上げ前側にジャンプします。【手の着く方向は左右どちらか得意な方向に向ける】
※ジャンプが出来るようになったら跳び箱の頭や小さな台を同じ形で飛び越える。
※ジャンプが終わったあとは足の裏で着地する
☆ステップ2:立った姿勢から足上げジャンプ
両足を揃えて立ち、両手は耳の横に伸ばし両手をマットに着いた瞬間にジャンプ。
※ステップ1と同様、出来るようになったら台などを飛び越える。
☆ステップ3:足を前後にして立った姿勢から足上げジャンプ
前足を伸ばしたまま一度上げ前足がマットに着いたあと、ステップ2の動作。
※手の着く場所は足の近くではなく少し離れた場所に着く(足の前にラインや目印を置き行うと意識することができる)
☆ステップ4:立った姿勢から側転☆側転完成☆彡
①前足を上げマットに着いたあと、前に出している利き足側の手から順番に着き、後ろ足を振り上げる。
②振り上げた後、上に上がっている足は大きく開き前側から順番に着地する。
③着地姿勢は横を向いて立つ
※マットへの着き方(順番):手・手・足・足
※始めは小さい側転からスタートし、徐々に大きくしていく
☆応用編☆ ・側転の連続:側転の起き上がったときに止まることなく連続で行う。
・ ホップ側転(ジャンプ側転):両足でジャンプをしてから足を前後にずらし連続で側転を行う。
・ホップ側転連続:ホップ側転の前足が着いた瞬間に横向きでジャンプを行い側転を繰り返し行う。
※起き上がりが早くならないように意識する。(頭が起き上がってジャンプすることを意識!)
・ロンダート:側転のスタート姿勢から手を着くときに頭上で足を閉じ両足で立つ(進行方向とは反対を向いて立つ)
【意識すること・コツ】
- ・足上げは、両足を同時に上げるようにする。
- ・手の着く形は、両手を肩幅に開いて着くようにする。(手で三角の形を作り、その形を広げた肩幅に広げて着く)
- ・振り上げ足は、頭の上を通るようにする。
- ※振り上げ練習として逆立ち練習が効果的!
- ・着地は、両足の裏で着地するようにする。
【失敗例と改善策】
- ・起き上がりで体が反れてしまう場合は、起き上がるときに手を前にして起き上がる。
- ・手が近くに着いた側転になる場合は視線を遠くにする。
- ・前足を一度上げ、下りた足が着く場所は準備した場所からなるべく前に着くことを意識させる。(大きな側転に繋がる)
- ・足が振り上がらない場合は、逆立ちで振り上げ練習を行う。
最後に側転は、練習をただ重ねるだけでなくコツや正しい形に繋がる声掛けなどポイントを押さえて練習することで美しい形になります!
体操クラブの指導者としては、子供たち一人ひとりの様子を見ながら、適切なアドバイスやサポートをすることが大切だと思います。
また、側転を応用した技も教えることで、子供たちの興味を引き出し、モチベーションを高めることに繋がります。
側転からロンダートやジャンプをして側転(ホップ側転)、側転の連続などの技につなげることもできます。
今出来ている方もこれからというも美しい側転を目指してチャレンジしてほしいと思います。
それでは次回をお楽しみに!
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